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Windows版homebrew的存在、Chocolateyを使う

macならHomebrewに当たるパッケージマネージャ的なものがWindowsにもあって、Chocolateyというのがそれです。

chocolatey.org

コマンドがchocoなのがかわいい。

install方法

PowerShellを管理者権限で立ち上げます。 Win+xでPowerShell(管理者)を選ぶと立ち上がります。

Win+xをたたいたところ

f:id:byoma:20160821113340p:plain:w200

あとはこのコマンドでinstallできました。

iwr https://chocolatey.org/install.ps1 -UseBasicParsing | iex

環境によって違うらしいので詳しくは公式のページを見てください

installが終わったら一度PowerShellを再起動させておいた方が変更が反映されて良さそうです。

使い方

Chocolateyは基本的に管理者権限を必要とします。

普通にPowerShellを立ち上げて使っても

require admin rights.

のように警告が出てきます。

使い方を調べる

とにかく使い方やコマンドが分からなくなったらこれ。

choco -h

-?なども使える。 使えるコマンドやオプションも表示されてだいぶ親切。

コマンドの使い方を調べたいときはコマンドの後に-hを付けると使い方が分かります。

choco list -h

新しいパッケージをinstallする

choco install

まずはこれですね。

例えばgitはこうなります

choco install git

これでPowerShellを再起動するとgitが使えます。 いちいちインストーラーを持って来ずにPowerShell上で出来るのが良い!

途中でYes/Noを聞かれることも多いので分かりきってる時は-yを渡すと良いすね。

アップグレードする

choco upgrade

installしたパッケージのバージョンを上げたりします

choco upgrade git

Chocolatey自身をアップグレードすることもできます

choco upgrade chocolatey

パッケージの検索

choco list

このまま叩くと時間がかかるので基本は検索対象を入れた方が良いです。

choco list ruby

rubyのパッケージを見つけたいときはこうですね。 ただ、検索はあまり頭が良くないというか、部分一致すればとにかく出てくるような感じなのでchoco list viとか打つと候補があまり絞れません (´・ω・`)

インストールしたパッケージの確認

choco list --local-only

ここまででインストールしたパッケージはこれで確認できました。

GUIツール

GUIツールもあります。

choco install chocolateygui

これであとはアプリからChocolateyGUIを起動するだけです。

f:id:byoma:20160821121900p:plain:w300

こういう雰囲気のアプリが立ち上がります

そういえば最近のWindowsはWinキーを押すとそのままアプリ名を入力出来てアプリが起動出来ていいっすね。

感想

Windowsにもhomebrewみたいなアプリがあるのはいいですね。 いちいちインストーラーを探さなくてもいいし、アップグレードも簡単そう。 Rubyもここから入れてみようかな。

少し心配なのは、install中にエラーが起こることがたまにあること。gitも一回目は失敗したけどもう一度チャレンジしたら成功しました。

SkypeChromeのようなWindowsアプリもあるしgitのような開発向けのコマンドラインツールもあるので当面は使ってみようと思います。

Good!